今月の研究者

田辺 裕子

田辺 裕子

【経歴】
2008年より国立がん研究センター中央病院でがん診療や臨床試験に関するトレーニングを受けたのち、同 先端医療科でがん治療の早期開発(第I相試験の管理やトランスレーショナルリサーチ)に従事しておりました。
2015年より虎の門病院で腫瘍内科医として乳がんや婦人科がんの薬物療法を中心とした診療や研究を行っております。

【研究分野】
乳がん治療に関する多施設共同臨床試験や企業治療に施設として参加し、がん治療の発展に貢献できるよう尽力しております。
また、個人の研究としては、
・早期乳がんの治療抵抗性に関係する病理学的因子の検討
・化学療法の副作用である末梢神経障害のリスク因子の同定(臨床因子、遺伝子多型など)(遺伝子多型の報告は、冲中記念成人病研究所より助成いただき、論文化出来ました)
・乳がん診療における遺伝子検査の経済的負担の意識調査(日本乳癌学会の分担班研究)
などを行っております。

【今後の抱負】
臨床面:がんの治療開発が進み、治療成績が向上している一方で、副作用の管理が複雑になっています。虎の門病院では2021年4月より副作用・合併症マネジメントセンターを新設し、患者さんが安心して治療に取り組める環境づくりに取り組んでおります。私個人としましても、チームの一員として少しでも貢献出来るよう努めて参ります。
研究面:日常臨床の疑問を解決出来るよう、これまで行ってきた研究を少しずつ発展させていきたいと思います。

Copyright © 2022 冲中記念成人病研究所 All Rights Reserved.