平成2020年2月10日
遺伝子組換え生物等安全委員会を開催
「遺伝子組換え生物等の使用等実験計画」に該当する研究について、安全面での審査会が、1月15日(水)当研究所内で開催されました。2件の申請があり、申請通り全て承認されました。
第45回 冲中記念成人病研究所 研究報告会(2019年度)開催のお知らせ
本報告会は、2019年度助成事業に於いて行った研究活動の成果を発表していただくもので、多くの皆様の参加を期待いたします。尚口演される先生方の抄録は例年通り当日配布いたします。
< 研究課題 研究者 発表順 >
- LPLのプロモーター解析
雨宮 三千代(冲中記念成人病研究所)
- 糖尿病と認知機能障害-9
-糖尿病ラットにおける認知機能障害のメカニズムについて-
新郷 明子(冲中記念成人病研究所)
- 肺大細胞神経内分泌癌の化学療法の最適化の検討
宇留賀 公紀(虎の門病院 呼吸器センター内科)、藤井 丈士、岸 一馬
- Acute fibrinous organizing pneumonia の臨床放射線病理的検討
高橋 由以(虎の門病院 呼吸器センター内科)、岸 一馬、黒崎 敦子、藤井 丈士
- 症状との相関を有する逆流性食道炎の内視鏡診断の構築
菊池 大輔(虎の門病院 消化器内科)、小田切 啓之、落合 頼業、飯塚 敏郎、布袋屋 修、井下 尚子
- 表在性非乳頭部十二指腸上皮性腫瘍の臨床病理学的特徴と内視鏡的診断および
治療(EMR/ESD)の確立ための研究
布袋屋 修(虎の門病院 消化器内科)、飯塚 敏郎、三谷 年史、松井 啓、菊池 大輔、山下 聡、小田切 啓之、岡本 陽祐、野村 浩介、田中 匡実、鈴木 悠吾、落合 頼業、井下 尚子
- HCV薬剤耐性がdirect-acting antivirals 併用療法に与えるインパクト
芥田 憲夫(虎の門病院 肝臓内科)、熊田 博光、鈴木 文孝
- B型慢性肝炎に対するインターフェロン療法の長期的治療効果
~ウイルス学的因子と生体側因子(遺伝子多型(SNPs))を含めた検討~
鈴木 文孝(虎の門病院 肝臓内科)
- 新規核酸アナログ製剤のHBs 抗原量に与える影響の解析
鈴木 義之(虎の門病院 肝臓内科)、小林 万利子
- メランコリア(内因性うつ病)の診断基準開発に関する多施設共同研究
玉田 有(虎の門病院 精神科)、井上 毅、大前 晋、戸田 裕之、武島 稔、関根 篤
- 依存症克服に向けた新しい治療戦略
中山 高宏(杏林大学 細胞生理学教室)
- 痤瘡の内容物および脂腺細胞を用いた、痤瘡に対する精神的ストレスの影響の解析
水野 晃治(東京薬科大学 生化学教室)
- 乳癌における晩期再発と腫瘍免疫に関する後方視的研究
尾崎 由記範(虎の門病院 臨床腫瘍科)、高野 利実
- 膵癌間質が惹起するヒト膵癌オルガノイドの薬剤抵抗性機能の解明
奥田 諒(横浜市立大学大学院 医学研究科)
- Precision Medicine を用いた、悪性骨軟部腫瘍の薬剤耐性化メカニズムの解析
松本 嘉寛(九州大学大学院 整形外科)
- 糖原病Ⅲ型の遺伝子変異と機能に関する検討-5
大久保 実(虎の門病院 内分泌代謝科)、村勢 敏郎
- 成長ホルモンによる腎尿細管ナトリウム輸送分子発現調節機構の解明
竹下 章(虎の門病院 内分泌代謝科)、西岡 宏、竹内 靖博
- 人工知能を用いた臨床エビデンスの統合と体系化
山田 朋英(東京大学医学部附属病院 糖尿病代謝内科)
- 細胞内メタボロームを介したアルドステロン合成制御機構の解明
沖 健司(広島大学病院 内分泌・糖尿病内科)
- 巨大非機能性下垂体腺種の外科治療における摘出阻害・リスク因子の検討
西岡 宏(虎の門病院 間脳下垂体外科)、井下 尚子
- 培養細胞の分化や悪性度評価に対する形態学的Grading system の作成
福原 紀章(虎の門病院 間脳下垂体外科)、井下 尚子、小沢 あずさ、須賀 英隆、筆宝 義隆
- 食道癌に対する化学療法(ドセタキセル+シスプラチン+5-フルオロウラシル)後の発熱性好中球減少症に対するペグフィルグラスチムの一次予防効果の検討
大倉 遊(虎の門病院 消化器外科)、上野 正紀、飯塚 敏郎、宇田川 晴司
- 大腸癌化学療法に伴う肝萎縮の実態解明とリスク因子に関する検討
進藤 潤一(虎の門病院 消化器外科)、橋本 雅司
- 透析患者に対するデノスマブ投与後の低カルシウム血症の予測因子の検討
星野 純一(虎の門病院 腎センター内科)
- ANCA 関連血管炎の病態形成に重要なNETosis と血小板のクロストークに関する分子機構の解明
松本紘太郎(慶應義塾大学 リウマチ・膠原病内科)
- 骨代謝を制御する転写因子に着目した癌転移メカニズムの解明
松本 佳則(岡山大学大学院 腎・免疫・内分泌代謝内科学)
- 蛋白尿陰性で腎機能低下を来す糖尿病性腎症における腎免疫染色を用いた腎障害進展機序の解明
山内 真之(虎の門病院 腎センター内科)、乳原 善文、高市 憲明
- Helicobacter cinaedi(ヘリコバクター・ シネディ)感染症に関する研究
荒岡 秀樹(虎の門病院 臨床感染症科)、馬場 勝、米山 彰子
- 高原病性鳥インフルエンザウイルスのヒト適応性変異の高感度・高速診断デバイスの開発とパンデミック阻止
鈴木 康夫(中部大学 生命科学部)
- 高齢者の健康状態の検討と、心血管疾患リスク因子を明らかにする研究
桑原 政成(虎の門病院 集中治療科・循環器センター内科)
遺伝子組換え生物等安全委員会の開催
2019年度の研究計画で「遺伝子組換え生物等の使用等の実験計画」に該当する研究についての掲題委員会による審査は、来る1月15(水)に開催いたします。
寄付ご芳名
研究所ニュース457以後、下記の方よりご寄付がありました。
貴重なご寄付につきましては、ご芳志に添うよう医学研究のため役立たせていただきます。誠にありがとうございました。
みなさまのご健勝、ご多幸を心からお祈り申し上げます。
当研究所は、第2代虎の門病院長、冲中重雄先生の文化勲章受章(昭和45年11月)を記念し、政・財界の支援を得て昭和48年5月設立いたしました。 虎の門病院と密接な関係のもと、成人病(生活習慣病)の臨床的及び基礎的研究を行っております。
研究実績を臨床の場に還元できますよう一層努力してまいる所存でございます。
今後とも皆様のご支援ご指導をよろしくお願い申し上げます。