研究所ニュース No.4392018.01.09(火)

平成30年1月4日

新年のご挨拶

研究所長  小林  哲郎

  明けましておめでとうございます。日頃よりご支援いただいております皆様ならびに虎の門病院の皆様に新年のご挨拶を申し上げます。昨年暮れより虎の門病院・研究所の骨組みが立ち上がり、1年半後の竣工に向けて着々と建設が進んでおり、希望あふれる年となりました。この一年が明るく実りある年になることを念じ、皆様方の一層のご発展をお祈り申し上げます。
  さて、当研究所は1973年、虎の門病院第二代院長の冲中重雄先生の「病める者の立場に常に立ち、最善で最新の医療を提供したい」という熱い思いによってこの地に設立され、本年で45年目を迎えます。設立以来、虎の門病院と緊密な関係を保ちながら、臨床の場で生じた医学的課題について掘り下げて研究し、さらには独自の基礎的な研究も加えて活動してきました。そして、これらの研究成果は虎の門病院における医療レベルの向上に大きく貢献してきました。2011年4月には、内閣府を所管とする公益財団法人として新たな一歩を踏み出し、現在は全国的にも広く研究助成支援もおこなうなど、医学・医療界に広く貢献しつつあります。今後も研究所の更なる発展を目指して、患者様の治療に役立つ研究ができるよう所員一同なお一層努力していきたいと念じております。
  最後に、当研究所にこれまで寄せられましたご支援の数々を感謝申し上げますとともに各方面の皆様方のさらなるご理解とご援助をお願い申し上げ新年のご挨拶とさせて頂きます。

平成30年度 研究助成(下期募集分)の決定

冲中記念成人病研究所 助成事業として公募しておりました研究助成の申請が、今回は71機関93件ありました。うち研究課題等審査した結果、次の9件に助成することが決定しました。

泉谷 昌志
東京大学医学部附属病院
膵がんオルガノイドモデルを用いた膵がん化学療法抵抗機構の統合的解析

井原 聡三郎
公益財団法人朝日生命成人病研究所
三次元共培養系を用いた腸粘膜免疫における上皮・樹状細胞間の相互作用の検討

河野 寬
山梨大学
肝細胞癌の発症と進展におけるmacrophage colonyーstimulating factor の役割の解明

鮫島 直之
東京共済病院
当センターにおける特発性正常圧水頭症(iNPH)に対する腰部くも膜下腔―腹腔短絡術
(LPシャント)の治療成績

杉山 篤
東邦大学
拡張不全型心不全(HFpEF)に対する新しい薬物治療法の開発

谷口 浩二
慶應義塾大学
消化器疾患における炎症再生シグナルの役割に関する研究

中嶋 幸生
国立がん研究センター研究所
微小環境の改変による難治性がんに対する治療基盤の構築

矢野 文章
東京慈恵会医科大学
食道アカラシア患者の胸痛をゼロにする術式の開発

理事会・評議員会の開催日程

主に平成30年度予算に関する審議を行うため、理事会・評議員会を下記の日程で開催いたします。

理事会

日 時:
平成30年2月6(火)
午後2時~3時
場 所:
虎の門病院 本館6階会議室

評議員会

日 時:
平成30年3月6(火)
午後2時~3時
場 所:
経団連会館 会議室

当研究所は、第2代虎の門病院長、冲中重雄先生の文化勲章受章(昭和45年11月)を記念し、政・財界の支援を得て昭和48年5月設立いたしました。虎の門病院と密接な関係のもと、成人病(生活習慣病)の臨床的及び基礎的研究を行っております。
研究実績を臨床の場に還元できますよう一層努力してまいる所存でございます。
今後とも皆様のご支援ご指導をよろしくお願い申し上げます。

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