平成2022年5月13日
令和4年度(2022年度)科学研究費助成金交付が決定
文部科学省、日本学術振興会に新規申請していました学術研究助成基金助成金のうち、基盤研究(C)1件、本年度からの新規採択内定通知がありました。これで冲研では継続助成を含めて計15件の科学研究費助成金交付が行われることとなります。
-新規採択研究課題-
・基盤研究(C)
玉田 有
「がん患者におけるデモラリゼーションの病態心理を解明する」
力石 辰也
「尿中microRNA を用いた腎移植後のBK ウイルス腎症の診断」
三浦 裕司
「免疫療法関連副作用における自己抗体と免疫細胞活性化の関連を明らかにする」
落合 頼業
「マウスオルガノイド発癌モデルを用いた大腸癌遺伝子変異と薬剤感受性の関連性の探索」
竹下 章「Cushing病におけるUSP8 変異体標的蛋白の同定と発症機序の解明」
矢崎 大
「COVID-19 対応医療従事者の心理的特徴と有効な臨床心理学的支援」
小林 哲郎
「緩徐進行1型糖尿病膵における原因ウイルスの同定と自然免疫応答の解析」
磯島 豪
「骨細胞におけるSOCS3 抑制シグナルを中心とした皮質骨と骨髄の相互関係の解明」
・若手研究
辻本 哲郎
「糖尿病・代謝疾患における病態解明及び克服のための探索的研究」
吉野 正紀
「トラクトグラフィーによる病的脳神経の可視化と脳神経マッピング精度向上の検討」
諏訪部 達也
「常染色体優性多発性囊胞腎(ADPKD)における肝囊胞腫大の環境因子とリスク
下山 勇人
「両側側腹部圧迫法が導く呼吸機能回復と呼吸器合併症減少の可能性」
渡部 紫
「低周波治療器による外部刺激と人工股関節ステムとの共振の可能性について」
福田 龍将
「夜間・休日等の時間外救命医療と患者転帰:救命機能を維持した働き方改革実現に向けて」
2022年度事業計画及び予算書の提出
当研究所の2022年度事業計画及び予算書を、3月22日「内閣府」へ提出いたしました。尚、事業計画及び予算とも例年と同程度の規模で編成しております。
2022年度研究助成者に贈呈書交付
今年度研究助成対象者31名に対し、研究者の励みになればとの目的で、贈呈書を4月1日付けで交付しました。
理事会・評議員会について
主に令和3年度決算に関する審議を行うために、理事会・評議員会を下記日程で開催いたします。
理事会
評議員会
寄付ご芳名
研究所ニュース477以後、下記の方よりご寄付がありました。
請井 玲 様 | 宇多 重員 様 | 堀之内 広 様 |
貴重なご寄付につきましては、ご芳志に添うよう医学研究のため役立たせていただきます。誠にありがとうございました。
みなさまのご健勝、ご多幸を心からお祈り申し上げます。
当研究所は、第2代虎の門病院長、冲中重雄先生の文化勲章受章(昭和45年11月)を記念し、政・財界の支援を得て昭和48年5月設立いたしました。 虎の門病院と密接な関係のもと、成人病(生活習慣病)の臨床的及び基礎的研究を行っております。
研究実績を臨床の場に還元できますよう一層努力してまいる所存でございます。
今後とも皆様のご支援ご指導をよろしくお願い申し上げます。