研究所ニュース No.4482019.01.09(水)

平成31年1月7日

新年のご挨拶

研究所長  小林  哲郎

明けましておめでとうございます。日頃よりご支援いただいております皆様ならびに虎の門病院の皆様に新年のご挨拶を申し上げます。本年は虎の門病院・研究所の移転の年となり何かと慌ただしい一年になりそうです。この年が明るく実りあるものになることを念じ、皆様方の一層のご発展をお祈り申し上げます。
さて、当研究所は1973年、虎の門病院第二代院長の冲中重雄先生の「病める者の立場に常に立ち、最善で最新の医療を提供したい」という熱い思いによってこの地に設立され、本年で45年目を迎えます。設立以来、虎の門病院と緊密な関係を保ちながら、臨床の場で生じた医学的課題について掘り下げて研究し、さらには独自の基礎的な研究も加えて活動してきました。そして、これらの研究成果は虎の門病院における医療レベルの向上に大きく貢献してきました。2011年4月には、内閣府を所管とする公益財団法人として新たな一歩を踏み出し、現在は全国的にも広く研究助成支援もおこなうなど、医学・医療界に広く貢献しつつあります。今後も研究所の更なる発展を目指して、患者様の治療に役立つ研究ができるように所員一同、尚一層努力していきたいと念じております。
最後に、当研究所にこれまで寄せられましたご支援の数々を感謝申し上げるとともに、各方面の皆様方のさらなるご理解とご援助をお願い申し上げまして新年のご挨拶とさせて頂きます。

2019年度 研究助成(下期募集分)の決定

冲中記念成人病研究所 助成事業として公募しておりました研究助成の申請が、今回は41機関53件ありました。うち研究課題等審査した結果、次の9件に助成することが決定しました。

沖 健司
広島大学病院
細胞内メタボロームを介したアルドステロン合成制御機構の解明

奥田 諒
横浜市立大学大学院
膵癌間質が惹起するヒト膵癌オルガノイドの薬剤抵抗性機能の解明

鈴木 康夫
中部大学
高原病性鳥インフルエンザウイルスのヒト適応性変異の高感度・高速診断デバイスの開発とパンデミック阻止

中山 高宏
杏林大学
依存症克服に向けた新しい治療戦略

松本 紘太郎
慶應義塾大学
ANCA 関連血管炎の病態形成に重要なNETosis と血小板のクロストークに関する分子機構の解明

松本 佳則
岡山大学大学院
骨代謝を制御する転写因子に着目した癌転移メカニズムの解明

松本 嘉寬
九州大学大学院
Precision Medicine を用いた、悪性骨軟部腫瘍の薬剤耐性化メカニズムの解析

水野 晃治
東京薬科大学
痤瘡の内容物および脂腺細胞を用いた、痤瘡に対する精神的ストレスの影響の解析

山田 朋英
東京大学医学部附属病院
人工知能を用いた臨床エビデンスの統合と体系化

理事会・評議員会の開催日程

主に2019年度予算に関する審議を行うため、理事会・評議員会を下記の日程で開催いたします。

理事会

日 時:
2019年2月13日(水)
午後1時30分~2時30分
場 所:
虎の門病院 本館6階会議室

評議員会

日 時:
2019年3月4日(月)
午後2時~3時
場 所:
経団連会館 会議室

寄付ご芳名

研究所ニュース446号以後、下記の方よりご寄付がありました。

吉田 英一 様 石橋 忠澄 様 藤原 敏行 様 吉田 英一 様

貴重なご寄付につきましては、ご芳志に添うよう医学研究のため役立たせていただきます。誠にありがとうございました。
みなさまのご健勝、ご多幸を心からお祈り申し上げます。

当研究所は、第2代虎の門病院長、冲中重雄先生の文化勲章受章(昭和45年11月)を記念し、政・財界の支援を得て昭和48年5月設立いたしました。 虎の門病院と密接な関係のもと、成人病(生活習慣病)の臨床的及び基礎的研究を行っております。
研究実績を臨床の場に還元できますよう一層努力してまいる所存でございます。
今後とも皆様のご支援ご指導をよろしくお願い申し上げます。

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