平成31年2月5日
遺伝子組換え生物等安全委員会を開催
「遺伝子組換え生物等の使用等実験計画」に該当する研究について、安全面での審査会が、1月16日(水)当研究所内で開催されました。
3件の申請があり、全て承認されました。
第44回 冲中記念成人病研究所 研究報告会
(平成30年度)開催のお知らせ
本報告会は、平成30年度助成事業に於いて行った研究活動の成果を発表していただくもので、多くの皆様の参加を期待いたします。尚口演される先生方の抄録は例年通り当日配布いたします。
- 日 時:
- 平成31年3月2日(土)
午前9時00分~午後4時30分
- 場 所:
- 虎の門病院 本館3階講堂
< 研究課題 研究者 発表順 >
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LPLプロモーターの転写抑制機構の解明
雨宮 三千代(冲中記念成人病研究所)
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糖尿病と認知機能障害-8
-糖尿病ラットにおける認知機能障害のメカニズムについて-
新郷 明子(冲中記念成人病研究所)
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アルツハイマー型認知症のエクソソーム解析による発症素因と臨床的バイオマーカーの検索
井桁 之総(虎の門病院 認知症科)
湯山 耕平
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先端巨大症患者における術後早期の生化学的治癒評価判定法問題点の検討
西岡 宏(虎の門病院 間脳下垂体外科)
山田 正三、井下 尚子
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下垂体腺腫病理診断における多重免疫染色の検討
井下 尚子(虎の門病院 病理部)
山田 正三、西岡 宏、中村 信之、横田 章、筆宝 義隆
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肺扁平上皮癌におけるtumor spread through air spaces 半定量法の検討
宇留賀 公紀(虎の門病院 呼吸器センター内科)
藤井 丈士、岸 一馬
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EGFR 遺伝子変異陽性肺癌の長期予後と PD-L1 発現に関する検討
岸 一馬(虎の門病院 呼吸器センター内科)
森口 修平、宇留賀 公紀、藤井 丈士
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8. 糖原病Ⅲ型の遺伝子変異と機能に関する検討-4
大久保 実(虎の門病院 内分泌代謝科)
村勢 敏郎
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クッシング病における時計遺伝子発現とACTH 分泌との関連性の検討
竹下 章(虎の門病院 内分泌代謝科)
山田 正三、竹内 靖博
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タキサン誘発感覚性末梢神経障害のゲノム薬理学的リスク因子の検討
田辺 裕子(虎の門病院 臨床腫瘍科)
高野 利実、三浦 裕司
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拡張不全型心不全(HFpEF)に対する新しい薬物治療法の開発
杉山 篤(東邦大学 薬理学講座)
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侵襲性カンジダ症原因菌の強酸(胃酸)耐性メカニズムの解明
高橋 梓(千葉大学真菌医学研究センター)
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Helicobacter cinaedi(ヘリコバクター・ シネディ)感染症の診断法と治療法に関する研究
荒岡 秀樹(虎の門病院 臨床感染症科)
馬場 勝、米山 彰子
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直接作用型抗ウイルス薬併用療法の治療効果とHCV薬剤耐性ウイルスとの関連
芥田 憲夫(虎の門病院 肝臓内科)
熊田 博光
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B型慢性肝疾患症例におけるHBs 抗原陰性化に関係する因子の検討
~無治療例におけるウイルス学的因子と生体側因子(遺伝子多型(SNPs))を含めた検討~
鈴木 文孝(虎の門病院 肝臓内科)
熊田 博光
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HBs 抗原陰性化をきたす宿主側因子の解析
鈴木 義之(虎の門病院 肝臓内科)
熊田 博光、小林 万里子
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C型慢性肝障害例に対するソホスブビルとレジパスビル併用療法における治療不成功例の臨床背景ならびにHCV 遺伝子変異の特徴と治療終了後の経過の検討
瀬崎 ひとみ(虎の門病院 肝臓内科)
鈴木 文孝
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同種造血幹細胞移植患者に対する予防接種の有効性の検討
森 有紀(虎の門病院 血液内科)
谷口 修一、内田 直之、山本 豪、山本 久史、高木 伸介、西田 彩、湯淺 光博
景山 康夫、梶 大介
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微小環境の改変による難治性がんに対する治療基盤の構築
中嶋 幸生(国立がん研究センター研究所 分子病理分野)
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ヒト尿サンプル由来前立腺がんオルガノイドを用いたがん転移誘導機構の解明
臼井 達哉(東京農工大学 共同獣医学科)
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希少がんである神経内分泌腫瘍のがん抑制遺伝子PHLDA 3の遺伝子診断による新しい
予後・治療薬選択の診断法開発 ~神経内分泌腫瘍患者の個別化医療を目指して~
大木 理恵子(国立がん研究センター研究所)
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当センターにおける特発性正常圧水頭症(iNPH)に対する腰部くも膜下腔―腹腔短絡術
(LPシャント)の治療成績
鮫島 直之(東京共済病院 脳神経外科)
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High resolution cone-beam CT による脳出血増大予測の検討
吉野 正紀(虎の門病院 脳神経外科)
原 貴行
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食道内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD) 後狭窄予防に対するポリグリコール酸(PGA)
シートと自己フィブリン糊の有用性の検討
飯塚 敏郎(虎の門病院 消化器内科)
菊池 大輔
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表在性非乳頭部十二指腸上皮性腫瘍の臨床病理学的特徴と内視鏡的診断および治療
(EMR/ESD)の確立ための研究
布袋屋 修(虎の門病院 消化器内科)
飯塚 敏郎、三谷 年史、松居 啓、菊池 大輔、山下 聡、古畑 司、岡本 陽祐、
栗林 泰隆、野村 浩介、田中 匡実、和田 有美子、鈴木 裕吾、落合 頼業、
井下 尚子
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消化器疾患における炎症再生シグナルの役割に関する研究
谷口 浩二(慶應義塾大学 微生物学・免疫学教室)
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三次元共培養系を用いた腸粘膜免疫における上皮・樹状細胞間の相互作用の検討
井原 聡三郎(公益財団法人 朝日生命成人病研究所 消化器内科)
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膵がんオルガノイドモデルを用いた膵がん化学療法抵抗機構の統合的解析
泉谷 昌志(東京大学医学部附属病院 消化器内科)
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囊胞性腎疾患における遺伝子変異と変性尿細管(囊胞の起源)の探究
関根 章成(虎の門病院 腎センター内科)
星野 純一
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腎不全患者に対するデノスマブの骨密度改善効果とその予測因子の検討
星野 純一(虎の門病院 腎センター内科)
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糖尿病腎症における尿細管オルガネラ異常と腎予後
山内 真之(虎の門病院 腎センター内科)
星野 純一、乳原 善文、高市 憲明
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ICG 血中消失率と 3D volumetry に基づく新規肝切除安全基準の確立に向けた基礎的検討
進藤 潤一(虎の門病院 消化器外科)
橋本 雅司、小林 祐太
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肝細胞癌の発症と進展におけるmacrophage colonyーstimulating factor の役割の解明
河野 寬(山梨大学 第一外科)
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食道アカラシア患者の胸痛をゼロにする術式の開発
矢野 文章(東京慈恵会医科大学 外科
福地 創太郎評議員ご逝去
長年に亘り、評議員として当財団の発展にご尽力賜りました福地 創太郎先生が昨年12月にご逝去されました。謹んでご冥福をお祈りいたします。
寄付ご芳名
研究所ニュース448号以後、下記の方よりご寄付がありました。
小林 哲郎 様 |
本間 健 様 |
宮部 信子 様 |
髙梨 桃子 様 |
貴重なご寄付につきましては、ご芳志に添うよう医学研究のため役立たせていただきます。誠にありがとうございました。
みなさまのご健勝、ご多幸を心からお祈り申し上げます。
当研究所は、第2代虎の門病院長、冲中重雄先生の文化勲章受章(昭和45年11月)を記念し、政・財界の支援を得て昭和48年5月設立いたしました。 虎の門病院と密接な関係のもと、成人病(生活習慣病)の臨床的及び基礎的研究を行っております。
研究実績を臨床の場に還元できますよう一層努力してまいる所存でございます。
今後とも皆様のご支援ご指導をよろしくお願い申し上げます。