今月の研究者

乳原 善文

乳原 善文

1. 当科の沿革
 当科の始まりは故三村信英先生にさかのぼる。三村先生は,昭和37年7月に東大第三内科から沖中重雄院長の誘いで虎の門病院へ循環器科の一医員として腎臓病指導医のジュニアドクターとして赴任されました。直ちに腎臓病の原因を探る試みとして腎生検を開始。17歳少年が末期腎不全にて入院してきた時より腎不全治療がはじまった。現在では良性疾患の一つとして扱われている腎不全病態も,末期腎不全は当時死を意味し癌以上に恐れられた悪性疾患だった。何とかこの少年を助けたいとの思いで治療法を模索。Maxwellの教科書に腹膜灌流法の記載がありこれにヒントを得てこれが臨床的に応用できないかと考え続けたあげく,間欠的腹膜還灌流法による透析を考案。患者および家族に充分な説明を行った後,昭和38年1月4日開始。これが当院での そして日本での透析のはじまりだった。透析開始後臨床症状の著しい改善がみられ,それを目の当たりにした時,三村先生をはじめ治療に携わった看護婦等スタッフ全員で感涙にむせんだ。しかし1ヶ月後に十二指腸潰瘍穿孔によりあっけない転帰をとったように順風満帆の船出ではなかった。腹膜灌流はカテーテルを直接腹腔内に挿入して行う治療であるため,細菌の流入が当然の如くおこり,腹膜炎をきたし,さらにいくつもの合併症を来たし多くの若者が治療の甲斐なく亡くなっていった。それを克服するため工夫をかさね,腹膜カニューレ等の腹膜アクセスの改良,三村式腹膜ボタンの開発,灌流液の組成,浸透圧の調整等の工夫が行なわれ,薄膜透析の始まりであった間欠的腹膜還灌流法を軌道にのせ2年以上の生存が可能になった昭和41年初め,キール型透析装置がアメリカから本邦に輸入され,主に大学病院中心に血液透析が始まった。丁度当院でも透析導入44例目の症例から応用された。透析液を手作りで行った。 昭和42年に分院開設に伴い腎臓治療のhome groundが分院に誕生し,循環器科の一部から腎センターとして独立した。分院1階病棟で腹膜透析が,2階病棟処置室を利用して3床の血液透析が開始。昭和43年からは当時としては画期的な前腕の動静脈吻合による内シャント術が工夫開発され,針で穿刺する血液透析法が軌道にのりだした。昭和45年に入職した柴田技師等らと昼間の仕事を終えた夜,土日を利用して血液透析研究が進められた。試作を重ねメーカーの協力も取り付け,虎の門発のコイル型透析装置の完成を待って昭和49年分院4階に10床の日本で初めての血液透析室が開設。これが使い心地がよく性能もよく安全であることから全国に広がり分院が透析治療の聖地になった。昭和41年に53番目に透析導入となった25歳の女性がその後35 年間も透析が可能になり,昭和43年に85番目に透析導入となった18歳の少年がその42年後に透析アミロイド症で亡くなる程に透析による長期生存化が可能になるに及び,死を意味する悪性疾患であった腎不全が長期生存可能な良性疾患へと変わった歴史的な瞬間だった。
 重炭酸透析装置システムの確立など透析技術の向上を目指す努力が分院で続けられた。透析以外の方法として腎移植にも活路を求めた。昭和42年我が国における第1例目の腎移植生着例を経験。当時の泌尿器科斉藤部長を中心に行われた。前日床屋で頭髪を極端に短くし,直前に入浴し身を清めて決死の覚悟で手術に臨まれた。さらに病棟から手術室に至る患者の通り道すべてを消毒してまわったとのことである。三村先生の腎移植の成功への熱意が職員全員を動かしたと当時のスタッフは語っている。腎移植への思いは葛原敬八郎医師(前腎センター外科部長)に伝わり,昭和57年より一度中断された腎移植が主に分院にて再開されるに至る。
 三村先生をリーダーとして押し進められた腎不全治療には多くの俊才が集結して支えた。当初昭和39年に内科レジデントとして入職された金田浩医師が片腕となり,その後東京大学第一内科より派遣された苅家,長瀬(前帝京大学腎臓内科教授),黒川清(前東京大学腎臓内科教授),二瓶宏(前腎センター部長,前東京女子医大教授)医師らが,東大第三内科からは詫摩武英(前東京女子医大教授)医師が加わり,さらにその後内科レジデント出身の原茂子(前腎センター部長),鈴木好夫医師,南方保医師らがスタッフに加わり適材適所の働きをされて当院での透析医療が発展を遂げたが,医師だけでできるわけでなく,コメディカル集団も三村先生を支えた。三村先生の造られた分院の池の中で水を得た魚のごとく自由に泳ぎ回り透析技術の開発に情熱をそそぎ陰で支え続けた柴田猛技師,吉田公子婦長を中心とした看護婦からの支援,検査部門からは岡崎祐子検査技師,ドクター業務を円滑にした鎗溝克子,上田京子のドクターエイドの働き。彼ら彼女らとで行ったチーム医療が患者への信頼と透析医療の成功を勝ち得る結果につながったと三村先生は語っておられました。
 現在本邦では患者数が30万人を超える程に当たり前になってしまった透析医療も,死を意味した腎不全を何とか克服したいという三村先生の強い意欲からこの分院にて始まったものである。それを成功にまで押し続けた執念は一部の人たちからは強引として映りgoing his wayであったが,その強い意志が透析医療の発展につながった。晩年「わが人生に悔いなし」と漏らされながらも,残された課題は多く積み重なって山となり,それを超える営みを続けるよう後継医師への叱咤激励は飽くなきものでした。さらに歴史への1ページに刻まれることを我々に託された。

2. 第2期(1970後半-1980年台)
 三村医師の情熱は二瓶宏,原茂子医師に受け継がれた。生きるための透析がQOLを充実させるための透析技術の改良に向かわせた。透析骨症の原因が透析液中のアルミニウムによることがわかり1978年からRO水が開発導入されるに至った。1983年透析16年目をむかえた患者が手根管症候群を発症。当時整形外科立花医師や当科の竹本らが治療に当たり,アミロイドによることをみつけ本邦でも世界でも初めての病態として発表して喜んだが,学会発表のみに終わった。しかしその後それが他のアミロイドと異なる透析患者に特有のB2MGによることを新潟大学の下条氏らにより新潟初として英語論文化され,先行したはずのアミロイド研究において後塵を配する屈辱を味わった。この経験が英語での論文作成の重要性を認識させるきっかけになった。その後剖検例を用いた透析アミロイドの研究が当時病理部医員であった本田一穂医師(現昭和大学解剖学教授)や大橋健一(現横浜市大病理学教授)らにより病理学的に解明され英語論文化して一矢を報いた。糖尿病患者の透析は実に困難を極め,透析中の血圧低下は当たり前で透析困難症の代名詞とも言われ,透析導入を嫌がる施設も続出した程であった。原茂子医師らは糖尿病患者の透析を円滑に行えるよう水処理やダイアライザー等の改良に改良を重ねた結果が本邦での透析技術の進歩につながった。内科分野は原茂子と鈴木好夫医師が中心になり,外科分野は葛原敬八郎医師が担当し協力しあうことで,腎臓病の全ての治療が可能になった。さらに慈恵医大より内科部長として小椋陽介氏が,東京大学より外科部長として大坪修氏が迎えられ体制が整った。特に小椋部長は二次性副甲状腺機能亢進症を中心とした透析骨症の発展に寄与された。

3. 第3期(1990年代)円熟期
 リウマチ膠原病の専門医として東大第三内科より山田明部長が迎えられ,熊本から有薗健二(現熊本中央病院腎臓内科部長),桜井裕之(現杏林大学薬理学教授),慈恵医大からは長谷川元(現埼玉医科大学総合医療センター腎臓内科教授),横山啓太郎(現慈恵医大第二内科准教授),日ノ下文彦(現国際医療センター腎臓内科部長),竹本文美(前自治医大腎臓内科教授)ら各医師がスタッフに加わり充実した診療体制が確立された。特に横山医師や竹本医師は日常臨床で得られた業績を英語論文で世界に発信する姿勢を打ち立てた。これまで臨床業績を学会発表することで満足していた当科の体質に楔を打つ画期的な出来事であった。

4. 第4期(2000年台)
 東京大学から高市憲明医師を部長として迎えられ,このころ社会問題となり始めた医療問題に対する対策が取られるようになった。また2008年より小生が腎センター部長に医長から昇格就任し同時にリウマチ膠原病部長をも兼任して,内科レジデントからスタッフに加わった香取秀幸(海老名総合病院腎臓内科部長),田上哲夫(現優人大泉学園クリニック院長),澤直樹(現腎センター内科医長),星野純一(現腎センター内科医長)各医師らとともに英語論文を量産し始めた。

5. 第5期(2010年代)
 当科は腎臓内科とリウマチ膠原病科が併設しているという特徴を有する。腎臓領域は腎炎から始まり,腎不全保存期管理,透析領域の疾患を網羅する診療体制があり,血液透析,腹膜透析,腎移植を全て患者の需要に応じて平等に提供するメリットを有している。当院スタッフは腎臓学会と透析医学会の専門医であるのみならず,一方でリウマチ学会専門医をも取得している。リウマチ分野でめまぐるしい発展を遂げた生物学的製剤をその特性を熟知して自由に使い分けできる診療技術をも有し,両分野が別々に存在する病院で苦手としている「腎不全を合併したリウマチ膠原病」といった両分野の境界領域を逆に得意にしている。さらに1990年代後半から分院にて始まった多発性嚢胞腎の血管内治療は腎臓のみに限らず腫大した肝臓の治療へと発展し,日本のみならず,米国のMayo Clinicからも患者紹介を受け,約3000人の嚢胞腎患者が集結するに至った。
 これまで英語論文に対する情熱は現在までPub Medで‘Ubara’で検索できる英語論文数も187編になり,単純にimpact factorを合計すると560にも達しており,市中病院でありながら年間20もの英語論文も可能になりつつある。小生達が投稿してきた論文の内容は透析骨症からはじまるCKD-MBDの骨組織的検討, 多発性嚢胞腎の治療(嚢胞腎,嚢胞肝,嚢胞感染等)と診断(遺伝子診断からIPSを使った脳動脈瘤の血清学的診断法の確立),糖尿病性腎症の組織学的かつ疫学的解析,IgA腎症に対する扁摘パルスの効果判定,原発性腎炎(膜性腎症,膜性増殖性腎炎,微小変化型ネフローゼ症候群等)に対する診断と治療法の確立,膠原病に伴う腎症(関節リウマチ,ループス,強皮症,IgG4,ANCA関連血管炎,シェーグレン症候群,家族性地中海熱等),アミロイドーシス(AL, AA, 透析関連),肝臓疾患関連腎症(HBV, HCV, PBC, アルコール等),血圧関連(悪性高血圧,腎血管性高血圧等),腹膜透析関連(被覆性硬化性腹膜炎の診療,腹膜炎診療),下肢閉塞性動脈硬化症の治療といったその時代に腎臓内科医やリウマチ膠原病専門医の関心であった多岐にわたる問題点を当科のみならず他施設:金沢大学(和田隆志教授),筑波大学(山縣邦宏教授),東京医科歯科大学(内田信一教授),京都大学腎臓内科(柳田素子教授),IPS研究所(長船健二教授),帝京大学(内田俊也教授),岡山大学(森田英利教授)とのつながりをもち共同研究をしながら臨床の立場から整理して報告してきた。すなわち日常臨床で得た新発見がすぐさまネット上での英語論文の形で教科書として登場し世界に発信させるそんな雰囲気ができたのである。

最後に小生を現在支えてくれているスタッフとこれまで小生を支えて頂いたスタッフを紹介したい。
現在の分院スタッフ:諏訪部達也(Mayo Clinic留学中)、星野純一、住田圭一(テネシー大学留学中)、大島洋一,関根章成,薮内純子,國沢恭平,小黒昌彦,水野裕基,山内真之、早見典子、上野智敏,山口春奈,丸井祐二,乳原善文
本院スタッフ:谷口実里,川田真宏,平松里佳子,長谷川詠子、澤直樹,高市憲明,田中希穂、石井健夫
過去のスタッフ:山田明、原茂子、葛原敬八郎,大坪修,井上純雄,冨川伸二、竹本文美、香取秀幸、田上哲夫、横田雅史、加瀬田幸司,濱之上哲,小暮裕太,高田大輔,榎本純也,竹村浩至,長谷川純平,稲永淳一,菊地晃一,三瀬広記、今福礼,葉末亮,中西昌平、比嘉康志、豊原敬文、串田夏樹、塚本真貴、服部吉成、山野水紀,永沢元規、鮎澤信宏、村岡和彦、曽川陽子、野村和史、大野弘毅、遠藤彰子,土谷良樹,早野恵子,浜之上哲、与那覇朝樹、冨永直人、 池田洋一郎、森英理、鵜沼智、池田洋一郎,鮎澤信宏、北村曜子、槙田紀子、鈴木好夫、有薗健二、松下芳雄、温井郁夫、豊原敬文、山川健次郎、金田史香、高野秀樹、孫大輔、平野資晴,木戸亮、白矢勝子、大和恒恵、山田耕永、堀雄一、柳秀高、吉原堅、 山内淳司、村田道夫、大矢薫、形山憲誠、中村成男、伏見智久,加藤隆志、日ノ下文彦、横山啓太郎、森田隆、島隆雄、小原まみ子、長谷川元、辻裕之、小椋陽介、二瓶宏、黒川清,三村信英,その他 約200名のレジデントの皆様
現当院病理部:木脇圭一,藤井晶子,大橋健一,藤井丈士
過去の病理部スタッフ:本田一穂、河合竜子、長濱清隆、原重雄、松下央、遠藤雄三、原満

発表・論文

1985/03 大阪市立大学医学部卒業
1985/04 虎の門病院内科研修医
1990/03 虎の門病院内科研修医終了
1990/04 虎の門病院腎センター内科医員
2001/04 虎の門病院腎センター内科、リウマチ膠原病科医長
2008/11 虎の門病院腎センター(分院担当)部長、リウマチ膠原病科部長(本院分院)(兼任)

資格:
日本内科学会総合内科専門医
日本リウマチ財団登録医
日本リウマチ学会認定医, 評議員, 指導医
日本腎臓学会認定専門医、学術法人評議員、指導医、理事(2014より、大学教授以外では異例です)
日本透析医学会認定専門医、指導医、評議員
日本形態計測学会評議員

日本腎臓学会委員(2016. 6より)
 企画渉外委員会 委員長
 財務委員会 委員
 腎臓病対策委員会 委員
 IgG4関連腎臓病ワーキング゙委員
神奈川腎研究会会長(2014.4より、虎の門病院腎センターでは三村元院長以来)
神奈川腎炎研究会会長(2014.4より)
東京腎生検カンファレンス会長(201年度)
ICD11改訂内科TAG Nephrology Working Group, Managing Editor (2015より)
第49回日本腎臓学会東部学術大会大会長(大学教授以外では初めてです)

1999/3/31 医学博士取得(大阪市立大学第二内科)

受賞:(小生自身よりも小生が指導した若手医師が受賞してくれる方がうれしいです。)
2001年 第46回日本透析医学会優秀論文奨励賞( ADPKDのTAE)受賞
2006年 ERA-EDTA Award若手医師(星野純一)award受賞(指導)
2007年 第37回日本腎臓学会東部学術集会での優秀発表賞受賞若手医師2名(山崎修、星野純一)が受賞(指導)
2009年 日本リウマチ学会国際シンポジウム若手医師(星野純一)award受賞(指導)
2011年 第41回日本腎臓学会東部学術集会での優秀発表賞受賞若手医師1名(山内真之)が受賞(指導)
2011年 第56回日本透析医学会学術集会 での優秀発表賞受賞若手医師1名(早見典子)が受賞(指導)
2011年 第29回骨代謝学会学術集会、優秀発表賞(平松里佳子)
2012年 第41回日本腎臓学会東部学術集会での最優秀発表賞(三瀬広記)、優秀発表賞(飯島崇)受賞(指導)
2014年 日本内科学サミット優勝発表賞(一条貞満、森口修平医師、飯島崇)
2014年 第43回日本腎臓学会東部学術集会での優秀発表賞 (野田翔子, 葉末亮)(指導)
2015年 日本内科学会ことはじめ2015京都、優秀プレナリーセッション受賞(竹村浩至)
2016年 ERA-EDTA, 53rd Congress award( 早見典子医師)
日本腎臓学会大島賞受賞(星野純一医師)(小生にとっては一番の勲章)

その他:学会教育講演、招請講演
2002年 第45回日本腎臓学会総会の教育講演(ADPKDのTAE)
2002年 Mayo Clinic(Dr Torres)より招請講演(ADPKD のTAE)
Kansas University(Dr Grantham)より招請講演((ADPKD のTAE)
2005年 第50回日本透析医学会教育講演(ADPKDのTAE)
2009年 第29回日本骨形態計測学会教育講演(骨生検からみた腎性骨症)
2010.6 第55回日本透析医学会総会(多発性嚢胞腎に対する治療)
2010年 日本リウマチ学会Meet the expert講演(リウマチと腎障害)
2010年 第5回日本腹膜透析医学会(CAPD難治性病態解明への挑戦)
2011年 日本骨代謝学会Meet the Expert講演(異所性骨化)
2011年 第56回日本透析医学会学術集会(多発性嚢胞腎の管理と治療)
2011年 第41回日本腎臓学東部学術集会(多発性嚢胞腎の治療の進歩)
2012年 第56回に本リウマチ学会学術集会 (ループス腎炎の組織診断と治療)
2012年 日本透析医会研修セミナー(透析アミロイドーシスの今)
2013年 第58回日本透析医学会学術集会(多発性嚢胞腎の管理と治療)
2014年 第59回日本透析医学会学術集会(多発性嚢胞腎の治療), 日本腎臓学会東部会学術集会(多発性嚢胞腎の治療)

抱負
 大学卒業後より一貫して虎の門病院にて主に腎疾患とリウマチ膠原病に関する内科臨床を行ってきました。日常臨床を行いながら、その都度生じた問題点を臨床的に解明することを目標にし、それを英語論文として整理しようと試みてきました。Pub Med Serviceで検索できるものだけで187編になりました。
 現在は若手医師にいかに腎臓、膠原病、骨代謝領域の臨床の面白さを知ってもらうことと、日常臨床で得られた知見を英語論文で書き、それをPub med上で発見することの面白さを指導することが仕事の中心になりつつあります。
若手医師達と執筆した論文とそのimpact factor総数です。

Impact factor
Lancet(38.2) 1 38.2
Arthritis & Rheum(7.86) 1 7.86
Kidney Int(6.6)  6 39.6
Am J Kidney Dis(5.43) 16 81.45
NDT(3.4) 5 17.0
Nephron(2.0) 6 12
Clinical Nephrology(1.17) 14 16.38
Clin Exp Nephrol(1.36) 17 23.12
Perit Dial Int(2.09) 2 4.18
Therapeutic Apheresis Dialysis(1.39) 7 9.73
Amyloid (2.66) 3 5.32
Modern Rhuematology(1.57) 4 4.71
Intern Med(0.93) 19 13.95
Circ J(3.76) 3 11.28
Transplant Proc(1.06) 4 4.24
Am J Med(5.43) 1 5.43
JBMM  (2.26)  2 5.52
Diabetes Res Clin Pract(2.75) 1 2.75
Contrib Nephrol(1.48)   1 1.48
 Clin Immunol Immunopathol 1 3.89
BMJ 2
J Diabet Complications(2.03) 1 2.03
Miner Electrolyte Metab 1
Intern Med J(1.54) 1 1.54
Int Braz J Urol.(1.06) 1 1.06
J Clin Pathol(2.03) 1 2.03
CJASEN(5.32) 2 10.64
JASN 1
Clin Rheumatol(1.996) 1 1.996
Clin Exp Rheumatol.(2.15) 1 2.15
J Rheumatology(3.695) 2 4
Arthritis Care Res(4.85) 1 4.85
The Journal of Clinical Endocrinology & Metabolism(5.967) 1 5.967
Bone(4.02) 2 8.04
N Engl J Med(53.2) 1 53.2
Diabetes Care(8) 1 8
Am J Nepprol(2.2) 2 4.4
BMC Nephrol(1.6) 3 4.8
PLoS One. 1
Lancet Diabetes Endocrinol 1
合計 187 580.988

Ten Most Important Publication.

1. Ubara Y, Tagami T, et al: Renal contraction therapy for enlarged polycystic kidneys by transcatheter arterial embolization in hemodialysis patients. Am J Kidney Dis. 39(3):571-9, 2002

2. Takei R, Ubara Y, Hoshino J, et al. Percutaneous Transcatheter Hapatic Artery Embolization for patients with polycystic liver Disease. 2007, Am J Kidney Dis,49(6):744-52.IF(5.43)

3. Ubara Y, Fushimi T, et al: Histomorphometric features of bone in patients with primary and secondary hypoparathyroidism. Kidney Int. 63(5):1809-16, 2003

4. Ubara Y , Tagami T,Hara S, et al. Significance of minimodeling in dialysis patients with adynamic bone disease. 2005, Kidney Int, 68(2):833-839, IF(6.6)

5. Sumida K, Ubara Y, et al. Sleep-Disordered Breathing in Patients with Polycystic Liver and Kidney Disease Referred for Transcatheter Arterial Embolization. Clin J Am Soc Nephrol. 2015 Mar 3 (IF 5.32)

6. Suwabe T, Ubara Y, Mise K, Ueno T, Sumida K, Yamanouchi M, Hayami N, Hoshino J, Kawada M, Imafuku A, Hiramatsu R, Hasegawa E, Sawa N, Takaichi K.J Suitability of Patients with Autosomal Dominant Polycystic Kidney Disease for Renal Transcatheter Arterial Embolization. JAm Soc Nephrol. 2015 Nov 30

7. Endo A, Ubara Y, et al. Significance of Small Renal Artery Lesions in Patients with Antineutrophil Cytoplasmic Antibody-associated Glomerulonephritis. J Rheumatol. 2014 Apr 15.

8. Yamauchi J, Ubara Y, Ikeda K, Takaichi K.Retroperitoneal liposarcoma with lamellar bone inside. Lancet. 2011 Mar 12;377(9769):941, IF(38.2)

9. Mise K, Hoshino J, Ueno T, Hazue R, Hasegawa J, Sekine A, Sumida K, Hiramatsu R, Hasegawa E, Yamanouchi M, Hayami N, Suwabe T, Sawa N, Fujii T, Hara S, Ohashi K, Takaichi K, Ubara Y.Prognostic Value of Tubulointerstitial Lesions, Urinary N-Acetyl-β-d-Glucosaminidase, and Urinary β2-Microglobulin in Patients with Type 2 Diabetes and Biopsy-Proven Diabetic Nephropathy.  Clin J Am Soc Nephrol. 2016 Jan 10. Hoshino J, Ubara Y, Suwabe T, Sumida K, Hayami N, Mise K, Hiramatsu R, Hasegawa E, Yamanouchi M, Sawa N, Takei R, Takaichi K. Intravascular Embolization Therapy in Patients With Enlarged Polycystic Liver. Am J Kidney Dis.

Scientific titles:

International Societies

  • The American Sociery of Nephrology, member
  • ERA-EDTA, member
  • Internatiobal Society of Nephrology, member
  • EULAR (European League Against Rheumatism), member

National Societies

  • Fellowship of Japanese Society of Internal Medicine,member
  • Councilor of Japan College of Rheumatology, member
  • Attending physician of Japanese society for dialysis therapy, member
  • Director of the Japanese Society for Bone and Mineral Reserch, member
  • Councilor of The Japanese Society for Bone Morphometry, member

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