今月の研究者

阪口 和滋

阪口 和滋

2007年に東京医科歯科大学を卒業し、春日部市の秀和綜合病院の初期研修の後、埼玉医科大学総合医療センターで2年間勤務致しました。その後、さらなる臨床経験を積むために、2014年に当院に赴任し現在に至ります。2020年からは浦上慎司部長新体制のもと、開腹手術から、泌尿器腹腔鏡手術、エンドウロロジー、ロボット支援手術に至る一般泌尿器外科手術の後進への指導とハイリスク、高難易度手術を担当しています。

 研究面においては、臨床研究では手術関連の報告以外には腎血管筋脂肪種症例の肺リンパ脈管筋腫症のスクリーニングの重要性や前立腺MRI画像を用いた前立腺significant cancer の予測モデルなどを報告して参りました。現在では、沖中研究所における研究になりますが、JMDC社との共同研究によるレセプトデータベースを用いた臨床研究や、他、岐阜大学、三重大学、横浜市大などとの大規模多施設共同研究に携わっています。

最近では、コンピュータサイエンスの進歩に伴う、画像認識や深層学習を用いた予測モデルなどの解析手法の臨床医学への応用が進んできております。私は、動物実験、顕微鏡を用いたいわゆる基礎的研究の経験がないかわりに、理工学関係の機械学習を用いた泌尿器科画像診断を研究する予定です。将来、それらの画像モダリティと遺伝情報などの個別化された事前情報から、最適な手術治療含めたprecision medicineの構築へつなげていきたいです。

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